≪玄空飛星9運対応≫店舗、事務所等事業用物件の新築風水相談

 以前に執筆させて頂いた「風水とビジネス」の記事にも挙げさせて頂いたように、日本においてもどんどん風水をビジネスに利用されている方は増えていると感じています。

 それはたとえば、「エンマネ」(運営:アセットテクノロジー株式会社)さんによる成長ベンチャー103社の経営者のうち、3人に1人が不動産選びの際に風水を意識しているという調査結果や、STRATE[ストラテ]さんが30代から60代までの300人の経営者の方々から回答を得たアンケートで30代男性経営者の47%が経営判断に風水等の占術を利用しているといったものであったり。

 また、日本における風水の活用は世界的にみて後進国であることに疑いはなく、かのトランプ大統領、スピルバーグ監督、アリババCEOジャックマー氏、コカコーラ、モルガンスタンレー証券、香港上海銀行(HSBC)、シンガポールのアイコンであるマリーナベイサンズ、ボディショップ、TSMC、鴻海(ホンハイ)、スターバックス、ディズニーというように、風水をビジネスに利用している例は公になっているものだけでも例はとても多いものです。

 むろん風水さえ利用すればどんなビジネスモデルでも成功できる!と確約などはできるものでなく、私が行う風水相談においても売り上げの増加やビジネスの向上ということの保証ができるものではありません。そこにはそのビジネスにおける展望や独自性の有無、職種を取り巻く国内外の現状、店舗の立地条件や需要、そして従業員の方々の頑張りと言うような人間側の側面が伴ってこそこの例の方々がここまで大きな成果を上げていることは間違いのないことですが・・・

 それでもトランプ大統領の「きみが風水を信じないのは自由だけど、わたしは「風水がお金を生み出してくれるものだから」信用しているよ。」という言葉が端的に示すように、そうした実感を彼らが持っているからこそこうして中国風水が世界に広がっているのでしょう。

(この点においていえば、例えば世界に3万店舗を有するスターバックスや3000店舗を有するボディショップは自社内で風水の利用の有無と店舗売り上げのデータを保有しているはずで、それらを比較検討して費用対効果が見込めると判断しているからこそ風水のために多額のお金を使って新築どころか物件の改築までを行っている実態があるのだろうと考えることは不自然ではないはずです)

 また、この店舗、事業所などの風水を使用しての新築計画においては、もちろん不幸を呼びこみやすい悪い風水を避けて人間関係面に手厚い風水環境も大事ながら、最大の目標は財運の高い物件を作ることにあるとわたしは考えています。

 それではここからはわたしが実施させて頂いている店舗、事業用物件の新築風水相談についての概要を紹介させて頂きます。

目次

店舗、事業所などの事業用物件新築にかかる風水相談の概要と全体の流れ

概要

事業用物件新築にかかる風水相談の概要

 店舗、事務所等の事業用物件の新築にかかる相談については、どの時期から相談に入らせて頂くかによって状況が異なるため、以下の段階に分けて扱わせて頂いています。

※マンション、アパートやホテル、民博施設といった利用者の宿泊利用などを伴うケース、つまり「風水利用を広報することが集客につながる」ケースにおいては別途の扱いとして対応させて頂いておりますため、そうした物件にかかる扱いは別途お問い合わせください。

聞き取り、事前相談

・・・無料

 おおむね1時間程度までのズーム相談で、展開してみえる事業内容についての聞き取りや、どのような店舗、事業所の建築を計画して見えるのか、また候補土地を含めての現在の物件新築にかかる状況の聞き取り、またわたしの相談の中でどのような相談ができるのか、全体の流れとある程度の金額の目安、不安な点などのご相談などを伺いますので発注頂くかどうかの検討の足しにしてください。

 ただしこの事業用物件についての無料相談の範囲においては、風水にかかる特定の土地を風水における各種技法を駆使しての判断などは行いませんため、あくまでも事前情報を聞き取りさせて頂くための相談となります。

※無料事前相談の事前に、この記事の記載内容は最後まで読んでいただきますようお願いします。

①事業用物件新築のための土地探し相談

土地面積50坪程度まで ・・・土地1筆あたり33,000

土地面積100坪程度まで・・・土地1筆あたり44,000

土地面積200坪程度まで・・・土地1筆あたり55,000

土地面積200坪以上  ・・・原則現地確認必須、88,000円+出張費~

※出張費は名古屋からの往復旅費と宿泊費相当額です。(愛知県内無料)

※土地検討については、ひとめ見てわかる悪い土地などは原則として無料相談の中で省きます。そのためこれらの料金をいただくケースは各種の技法の中で比較検討を行うケースです。

 土地選びは周辺環境の善し悪し、また玄空飛星派風水や玄空六法、また龍門八局水法などの理気の面でもかなり大部分の方針を決定してしまうとても重要なもので、中には土地選びの時点で大凶の風水を免れない(かつ、対処法の無い)土地が存在します。(事故物件とかの話では無くて風水のはなしです)

 そうした凶となる土地を避け、新築のために吉とできる土地探しのお手伝いをするもので、このメニューでは土地1筆ごとにその土地に応じてどのような物件が建築可能か検討したうえで土地の善し悪しを判断させて頂いています。

ただし事業用物件の建築計画において、風水の他にマーケティングの要素においてその地域におけるその土地区画の善し悪し(駅前で人通りが多く店舗流入が見込める土地、同業他社が多いあるいは少ない、その他自身のビジネスにおいて集客が見込みやすい土地である等)というものも当然業績に影響を及ぼす要素であるとわたしは考えており、商業的な土地の判断についてわたしは専門ではないことから、マーケティング的な要素や地価といった諸々の要素の中のひとつとして風水を判断材料にしていただけたら好ましい、また土地が確定している場合には原則としてその土地における最善の風水を検討できたらとわたしは考えています。

②事業用物件建築計画の間取り、外構等相談(上限2か月間)

おおむね2か月間を上限として、期間内の現地確認、それに加えて図面確認3~4回程度を含めたズーム等による間取り、外構等の建築計画の相談

基本料・延べ床面積20坪程度まで・・・341,000円+出張費

基本料・延べ床面積35坪程度まで・・・418,000円+出張費

基本料・延べ床面積50坪程度まで・・・506,000円+出張費

※50坪以上の物件の目安はおおむね坪数×8,800円+66,000円+出張費ですので詳細はお問い合わせください。

※土地選びの時点で現地訪問が済んでいる相談者様については(二度目の現場訪問を省略して)66,000円+出張費は減額します。

 このメニューでは、おおむね2か月程度までの期間内にいちど現地の確認を実施させて頂いたうえで、3~4回程度の図面確認を上限としてズーム等で相談と、LINE通話などによる細かいご質問などの相談や細かいご質問などの相談も受けさせて頂いて、最終的な案に対する建築方物件形状や間取り案、おおまかな外構や駐車場配置、水道配管や浄化槽などの設置位置、希望により事業経営者様の四柱推命も加味して相談させていただきます。

 上記3~4回程度の相談あるいは期間の終了後、その時点の建築計画についてこちらから相談最終時点での計画図について建築の方位の指定や土地の外構に関する活用の提案、間取りのポイントとなる事柄などの説明、内装、また化殺などに関する鑑定書を作成、PDFにてお渡しします

 エントランスや門などが風水において大切なのは言うまでもないことですが、エントランスの位置を指定する際には24方位で玄関を指定させて頂いています。玄空飛星以外のロジックの中で24方位区分のうち「避けた方が良いエントランス方位」もあれば「好ましい効果を持つとされるエントランス方位」といった考え方が存在するためです。(形状などにもこの考え方は存在します)

 ここでは土地全体の中でどの位置に駐車場や人の動線を配置するか、社長室や従業員席、あるいは店舗における各種設備や大型の什器の設置位置など、そうした内容について相談を行うものです。

 ここでは資金面などから実際に建築可能なおおよその床面積や部屋数などを事前に確認するため、設計事務所様などにある程度の床面積を含めた建築案を作成した後にご相談いただくことが好ましいです。

 可能であれば予算をふまえて設計事務所などと「風水を利用して建築を行う予定」であることを伝えて頂き、おおよその間取りの概要がわかる簡単な間取り図例などが作成されているとわたしとの風水の相談はスムーズです。(全く資料がない場合ですと想定坪数等も変わってきますので)

 ただし、原則として設計事務所様側との打ち合わせなどに私が参加することはできかねますため、相談者様側で設計事務所様たちとの調整は行っていただく必要があることにはご注意ください。

 この期間内、相談回数の上限の中で設計事務所作成の設計図などが出来上がった場合にはそれらの確認、修正点の指導も相談内容に含めます。

※事前の建築計画図の作成は必須ではありませんが、それらがない場合にも、後日設計事務所作成の正式な図面などはわたしに確認させていただくようにお考えください。

③規定期間(回数)以降の風水調整相談追加(オンライン)

規定以降の図面確認、相談

延べ床面積35坪程度まで・・・1図面ごと33,000円

延べ床面積50坪程度まで・・・1図面ごと44,000円

※50坪以上はケースごとにご確認ください。

 設計事務所等で作成された平面図、設計図面などの方位を算出して外構の設置位置、玄関の位置、またもろもろの間取りなどの適合の確認を行い、ズームにてそれらの状況の説明と修正点の指導などを行うものです。

※原則として最低一度は設計事務所様の作成された図面(土地と物件の方位がわかる配置図、間取り図など)を観させて頂けたらと考えています。(上記の2か月間4回の範囲内であれば追加料金は不要です)

 こうした時点で家具や神棚などの配置についてもある程度の検討が可能かと思いますのでそうした設置位置や内装についても図面をみながら相談に応じます。

※設計事務所等との打ち合わせ等にわたしは参加しないことにご注意ください。

④現地確認

・・・66,000円+出張費

※出張費は名古屋からの往復交通費+宿泊費相当額です。

 わたしが現場に赴き、土地の確認を行うとともに一部の水法など技法の使用にかかる検討事項の確認と調整、また現地での風水相談などを行うものです。

 店舗、事業用物件においては原則として一度の現地確認を行うこととしていることから、ここでは追加の現地確認を行うことになった際の料金を想定しています。

 もしも可能であれば本来は土地探しの時点で現地を確認することが好ましいものではありますため予算とも調整のうえご検討いただけたら。

⑤新築工事にかかる吉日選び

・・・22,000円

 風水、あるいは中国占術において「建築、動土」の影響はとても大きいものとされており、それは日選びにおいても例外ではありません。

 地鎮祭や工事の日程、また移転や総業開始などの重要な日について、中国占術の叢神法(つまり通書擇日です)を主とした吉日をお伝えするものです。

 原則としておおまかなスケジュールの中で複数の候補日をお伝えします。

全体の流れ

ご相談の流れ

①(相談者様から)問合せ

②(自動返信メール)申し込み人氏名、業種や会社名や屋号、どの段階からの相談を希望か、候補土地などがあるか、事業内容等のなどのおおまかな聞き取り

③(相談者様から)確認事項の連絡

④(私からメール)資料内容の確認、ZOOM無料相談の案内、調整

⑤ ZOOM無料相談の実施※

⑥(私からメール)相談可能時期と料金、振込先口座、ケースにより請求書データ発送などの連絡

※以降は相談申し込まれる時

⑦(相談者様から)相談料のお振込み

⑧(私側の作業) 土地情報等の確認

⑨(私からメール)ZOOMによる相談日時、現地確認などの調整

⑩ZOOM相談、LINEなどを交換のうえ相談、以下は相談の進行に応じる

※相談が明らかに困難であると判断するケースなどにおいては④の時点でメールにより相談をお断りさせて頂くことがありますのでご了解ください。

「財を呼ぶ風水技法の代表格」五鬼運財法(ごきうんざいほう)

 風水諸派において最も有名な招財の技法としては五鬼運財法を挙げることができます。

 既存物件の鑑定などにおいても使用可能なこの技法ですが、この技法においても当然新築時に物件の方位と外構を含めて使用を決めて計画を行うことが望ましく、また最も効果を求めることができるものです。

 五鬼運財においても実はさまざまな技法が存在しますが、わたしが使用するものは原則として「副作用をさほど心配する必要のないもの」であり、ただその代わりに使用においては時間的な制限などがあるものです。

 この五鬼運財法を含めて財をもたらす効果を上げるものとしてわかりやすい例としては香港のペニンシュラホテルやラスベガスのホテルベラージオの噴水をあげることができます。

 香港が風水の本場のひとつであることは再々述べているところですがラスベガスもまた風水のさかんな街でして、こうしたオブジェクトもまた風水の理論に沿って計画がなされているものですよ。

 むろんここまで大規模な噴水などでなくとも事業所、店舗の実態に即したものを利用することで好ましい効果を目指すことは可能ですので店舗等のイメージに沿った形のものを採用頂けたらと思います。

 街中で店舗や企業の近く(物件により方位は異なるので物件前方のみではありません)に噴水があった場合にはわたしは「風水を使用しているのかな」と疑ってしまう程度にはメジャーなものでして。もちろんすべてがそんなわけはないと思うのですけどね。

玄空飛星派風水で最大の財運を誇る七星打劫(しちせいだごう)

 玄空飛星派風水の論理の中には「未来の気を強奪して現在の繁栄をもたらす」とされる七星打劫という技法が存在します。

 この七星打劫は玄空飛星派風水におけるおそらくは最大の秘匿に近い扱いの技法であって、数種類の技法が存在するとされています。わたしがそのすべてを知るわけではありませんが、それでもわたしが案内できる中でこの技法を使用できるケースでは使用をお勧めできたらと考えています。

 ただし、記事執筆現在において、現在この技法が効果を発する条件は九運の期間(つまり2043年までです)のみにおける新築の事業用の物件のみであることから、2024年に始まった九運の初期の現在においてはとても有益なものであるとわたしは考えています。

 ただし、この技法は土地と建築の条件に大きな制限を受けることから、原則としては土地が決まった時点でその使用の可否は決まり、また間取りなどにも大きな制限を受けるため、使用ができる条件はかなり限られたものとなります。

 しいて言えば一軒屋の飲食店などなら適用はしやすいのではないかと思いますが・・・。

 ちなみにこの技法を使用されて建築された物件の一例としては世界最大級のメガバンク、香港上海銀行(HSBC)の香港社屋が七星打劫の「真打劫」に該当します。

HSBC香港社屋です。

 この間には「HSBC香港支社への投資講座開設ツアー」なども催されており、投資を長くされている方ならかつては日本に支店を持っていたことをご存じではないでしょうか。

 HSBCの風水については山道帰一先生の「玄空飛星派風水大全」に例として挙げて頂いていますので気になる方は見てみていただけたら。

参考書籍:山道帰一先生「玄空飛星派風水大全」

相談に使用させて頂くその他の使用技法等

 もちろん財運について風水で考える中では上にあげた二つの要素だけが重要なはずはなく、基本的に私が使用させて頂いている技法は玄空飛星派風水(沈氏玄空学、孔氏玄空学)、玄空六法、龍門八局水法、些子水法、またいうまでもなく巒頭(らんとう。周辺環境のことです)派のロジックなどになります。

 とはいえ結局のところ土地ごと、物件ごとに使用できる技法が異なるもののためケースバイケースにはなりますことをご留意頂けると幸いです。

事業用物件新築相談の注意事項について

 新築相談においては検討事項が非常に多く、長い相談となりますため、複数の注意点を設けさせて頂いています。

反社会的活動に類する事業、あるいは市価に比較して極端に高額な商品(占い関係の商品、パワーストーン、情報商材などを含みます)の販売等にかかる経営者様からの相談はお断りさせて頂いています。政治家の方々における事務所等の新築におかれても、必ずその旨を事前にお知らせください。

②土地選び、間取り図相談などのいずれにおいても、たとえば地積測量図や公図や登記、あるいは不動産業者からの土地の資料など詳しい資料があると好ましいです。

わたしには霊感などはありませんため、「過去に事件事故のあった土地、あるいはその他いわくつきの土地に好ましい風水物件を建てたら土地の問題を吉化できるのか」については私にはわかりません。

 そうした土地のいわくや、土地の履歴に関しては情報は相談者様の方でご確認ください。また、そうした土地に関しては原則としてわたしは相談の対象外とさせて頂いています。

④相談は現地調査をする際においても先にグーグルマップ航空写真などのオンラインの情報を確認させて頂きますが、造成直後の土地などにおいてはそれらの情報を確認することができません。

 また実際の建築時における最終的な物件の方位の確認については、土地の状況にもよりますが原則としてわたしの現地確認による風水羅盤の測定のみで精密な方位の確定をすることはできません。

 そのため、造成直後のケースを含めて状況に応じて精密に方位を確定するためには測量事務所様の行う真北測量などを別途相談者様側で費用を負担して頂き、現地の事業者様を手配いただくことをお勧めしています。(ただし、すべてのケースで真北測量が必要なわけではありませんので詳しくは事前相談でご確認ください)

⑤間取り図の計画、修正などにおいて、設計事務所との調整について、わたしが設計士との相談などに入ることはありません。ただし設計士様に対して相談者様から説明、依頼がしやすいような資料をこちらで作成し、PDFでお渡しさせて頂きます。

周辺環境、土地形状、そして物件の建築方位や間取りなどで風水の九割以九分が確定するものであるため、作成間取りの作成の際、エントランス、大きな窓などの開口部、各設備や社長室、従業員席や相談室、あるいはもろもろの什器などといったもろもろの配置などもろもろの指定を風水の理論に沿ってさせて頂いています。

 風水の良い物件を創ることは「風水のルールに沿った物件を作ること」であり、必ずしも相談者様希望の間取り案に沿えないことがありますためご注意ください。ただし、風水を損ねない範囲で相談者様側の意向に沿った形の提案を目指して優先順位をお伝えしたうえで調整、相談させて頂きます。

確認申請後など、建築計画がすべて決まった段階からのご相談はお断りさせて頂いています。

⑧相談に入った後、たとえば設計事務所作成の図面などをこちらが確認するためには数日程度の時間を頂戴しています。(必要な期間は時期によります。出張に入った時期など、それ以上に時間がかかることがあります)そのため急な「明日、明後日までに確認して返信を」などの依頼はお断りさせて頂くことがありますので日程調整は余裕をもってお願いします。

お支払いは先払いの振込みのみの対応です。土地選び、間取り図作成などのメニューの切り替え時、などに個別にお振込みをお願いします。また領収証の発行及びインボイス対応はしておりませんのでご了承ください。

※経理上請求書が必要な場合には事前にその旨お知らせください。

 ①反社会的活動に関係すると判断する業態、市価に比較して極端に高額な商品(占い関係の商品、パワーストーンなどを含みます)の販売、あるいは過度な期待、不安をあおる高額の情報商材等、そうしたものに準じるとわたし側が判断する事業主については相談をお断りさせて頂いています。

 わたし自身の基本的な考えとして他者の不幸を前提にした事業については応援はいたしかねますので、もしご自身の行う事業内容にそうした面がある可能性があると考えてしまう方はどうか他の鑑定士の方を探してくださいますようお願いします。

 その確認のために相談の事前には企業名や事業内容などがわかる会社HPなどをお知らせいただくことを必須とさせて頂いています。

 また、政治家の方や政治に関連した事業を行っている方々については必ず事前にその旨をお知らせください。

②土地選びについては、基本的にはグーグルマップやストリートビューで確認できることが好ましいです。とはいえ精密な方位を知るためには地籍測量図や公図、不動産業者などからの土地にかかる説明資料などがあるとありがたいため、あればそれらも見させてください。

③このサイトでも書かせて頂いているとおり、わたしには霊感や第六感はありません。そのため、いわくのある土地について「中国伝統風水の理論に則って住宅を建築すれば土地のいわくを無視して良い住宅を建築できるのか」については「わからない」というのが正直なところです。

 そのためわたしはこうした問題に対する対処を持ち合わせてはおらず、またこうした土地の履歴については相談者様がご自身でたとえば古地図の確認や地元の方々からの聞き取り、あるいは不動産事業者の方からの聞き取りといったことを行っていただく必要があります。

 そのため原則としては何かしらの謂れがある土地や、事件事故などが過去に起こってそうした土地の上に新しく住居を建てて生活するための基盤にすることには私は懐疑的であるため、そうした土地については相談の対象外とさせていただけたらと考えています。

※ただし、過去にあった出来事やいわくなどを相談者様が把握されており、かつそうしたものを問題にしないと相談者様が考えられている、あるいは土地の選択肢が他にないケースなどにおいてはそうした土地の経緯について初めに教えて頂いたうえで相談については対応させて頂けたらと考えています。

土地の造成直後などのためオンラインの情報が一切観ることができないなどの土地の場合には、原則として真北測量を実施して方位を図面上で確定いただくことをお願いしています。

 ただし土地の状況が過去のストリートビューと各種図面、また相談者さまの確認や写真などによって確認が取れるケースも中にはあると思うこと、現地確認を行うことで解決できるケースもありますため、不明な状況の場合にはご相談ください。

 またこの土地と方位の扱いに関しては後段にも文章を書いておりますとおり、わたしが行う現地確認においては、新築物件における精密な方位を測定できません。

 建築の際の方位についてはわたしは三合派の百二十分金(3度ごとの区分で吉凶が生まれる方位区分です)も検討したうえで、最終的に1~2度程度の範囲内で建築の方位の指定をさせて頂いています。(そのため土地の角度から数度単位で角度を付けて建築をお願いするケースの方が多いです)

 このことでわかるように、建築方位というのは風水においてとてもとても重要なもので、新築において方位測量を間違うことはすべての風水を台無しにする危険性を秘めたものです。

 そのうえで実際に建築に入った場合に、最終的に建築物の方位が風水上指定させて頂いた方位と合致しているかどうか、確認が可能なタイミングは「丁張り(ちょうばり)」と呼ばれる土地に木杭を打って水糸を垂らした時期であると考えています。

丁張りです。画像引用元:ホームエージェント「丁張り(遣り方)のかけ方と手順」

 その丁張りのタイミングが最終的に建築物の方位を修正できる最後のタイミングとなるわけですが、この建築物の精密な方位を精密に確定したい場合には、原則としてわたしは土地測量士様たちの実施する「真北測量」をおすすめしています。

 羅盤や方位磁石を持ってわたしが現地にお伺いしても、周辺の環境、磁針を狂わせる障害物等により容易に磁針が狂うため、現場の測定だけで方位を精密に確認することは困難だとわたしは考えています。(土地にもよりますが)また一部の熟練した老師クラスの先生方はその限りではないと思いますが・・・わたしからすれば直観の範囲かもと思うところで・・・。

 後にも少し書きますがたとえば「地積測量図」などの真北方位についても方位にずれが見られるケースもあるため、結局図面があればすべて解決!というわけではないのが実情です。

 例として最も精密に方位を測定するための現代の技術は測量士様の行う「真北測量」だと考えていますが、この工程の中では現地での座標確認の後、その現地測定の数値と太陽や衛星の座標を計算して真北を割り出すものです。つまり専門の測量士様が行っても現地の土地や物件の測定のみで精密な方位の確定は困難だということ。少なくともわたしは新築時の方位の精密な計測は承れませんためご理解ください。

参考HP:土地家屋調査士えん公式ブログ「真北測量とは?境界の専門家の土地家屋調査士がわかりやすく解説!」

    基幹構造株式会社「真北測量の重要性とその手法」

 とはいえ、周辺環境によってはそこまでの測量の必要はないと思われるケースも多々あります(ケースごとの判断は無料相談の中でお伝えさせて頂いています。)ため無料相談や土地選びの際などに測量の有無などはご確認ください。真北測量だけでも3~10万円程度は費用がかかるものだとは思いますのでご自宅付近の測量士事務所を検索してみて頂けると良いと思います。

 方位の測量はほんとうに大切なもので、この方位の概念を誤って風水が全くことなるものとなってしまう例は後を絶ちませんため、ややこしい記載となって恐縮ですがご理解いただけると幸いです。

いわずもがな相談者様ご自身が「自分で方位を計測できるかどうか」については、わたしは強く否定の立場です。それがどれだけ困難なことかはためしににいまお住いのご自宅の方位を市販コンパスで5,6か所くらいから時間などを変えて計測してみたらわかると思いますが、複数の箇所から測定した方位を3度以内の誤差に納めることすら困難だと思いますので。(新築の際の方位の確定は1度以内程度の誤差までが好ましいです)

⑤新築の間取り計画において、現時点の扱いとしてわたしが設計士様との打ち合わせに同席(オンライン含む)することはありません。

 そのため、わたしとすり合わせした間取り図案を持って実際には相談者様が設計士様との調整を行っていただく必要があります。

 ただし相談の中で「相談者様から設計士様に相談がしやすいような図面」は作成してPDFでお渡しさせて頂くこと、また、設計事務所作成の図面を後に私に観させて頂けましたらもしも認識に誤りがあった場合などに修正は可能であるためご理解いただけたらと思います。

 設計事務所様におかれても対応があまりにもさまざまで、「風水」というものに理解を頂けている設計士様は少ないことからこのような対応とさせて頂いています。

⑥風水を利用して建築計画を考える場合に、すべての相談者様側の希望を採用できるわけではありません。

 その土地その土地においてすべて実際の運用、間取りを考えるための条件は異なるものですが、エントランスの位置や社長室の配置、従業員席、客席の配置や各設備の配置、また外構と言ったものはすべて風水の善し悪しに直結します。

 そのため、たとえば「南向きに大きな窓を設けたい」というとても当たり前の希望であっても、土地条件によってはそれを行うことで風水が悪化してしまう可能性が否定できず、南面に窓を設けるために他の要素で調整を行う必要があるケースなども存在します。

 そうしたことから、「良い風水の物件をつくる」ということは「風水のルールに沿って建築を行うもの」だということをご理解くださいますようお願いします。(もちろん最終的にどこまで風水を優先するかの判断はこちらから強制ができるものではありません。)

 「悪い状況でも化殺(レメディ)さえすればすべて吉化できる」あるいは、「どのような悪い状況でも対処して凶を無くすことができる」というのは明確に誤りです。

確認申請後など、「建築計画が固まった後」からの相談はお受けしておりません。

 これまでに書いた通り、風水の善し悪しは建築で九割が確定するため、建築計画が固まってしまった後からお話を頂戴しても「それが対処しようのない凶に該当していた場合にできることがあまりにも少ない」ためだとご理解ください。

 たとえば家屋の基本計画はまったくいじらずに外構のみを改善することで一部の技法においては吉を取りにいくことができるものも中にはありますし状況によっては内装、建材や家具などの選択といった面で対処の可能なケースはありますが、もしも「建築計画があまりにも風水上悪いもの」であった場合に対処のしようはありませんため、そのケースでは確認そのものを控えさせて頂いています。(新築が決定した後で「風水がとても悪く、対処のしようがありません」というお答えはしたくないというのがその理由です)

 ですのですべて建築計画が固まって新築工事直前まで来てしまったのであれば、いっそのこと何も聞かずに「きっと良いに決まっている、あとはすべて気にしない!と腹をくくって頂くほうが好ましいかというのがわたしの考えです。

⑧設計図作成にかかる相談などについて、設計事業所様側との相談との日程の兼ね合いが生じる場合に、たとえば「設計事業所が作成した図面を明日、あるいは明後日までに確認、修正案を示してほしい」といったご要望は対応できないことのほうが多いです。

 他の相談者様からの相談や、現場出張など当方側の予定などもあるため、そうしたタイトな日程が予想される場合にはあらかじめ当方の日程もご確認のうえ調整をお願いします。(そうした調整の意味も含めて相談時にはLINEをお伝えしています)

⑨お支払いは原則すべて先払いの振込のみの対応で、領収証の発行は承っておりません。領収証は振込明細をもって領収証のかわりとして頂くこととさせて頂いています。インボイス制度の対応もしておりませんのでご了承ください。

 ただし、経理上請求書が必要な方については事前にお知らせいただけたら請求書データを作成したものをメールでお送りすることは可能ですので、あらかじめその旨をお知らせください。

事前相談のことと事前相談の際にお聞かせいただく情報

 これらの判断を事前に行うために、申し込み時のメールにて下記事項について伺っております。

事前無料相談の際にお聞かせいただく情報

①事業経営者様のお名前と生年月日、わかれば出生時間まで

②会社名または屋号

③事業概要のわかるHPアドレス等

④実際に相談に対応いただける方のお名前、役職等

⑤土地探し、間取り等相談などどの段階から相談をご希望か

⑥候補土地、もしくは決定した土地の住所地番、グーグルマップ座標、リンクなど

⑦物件の新築予定時期、操業開始予定時期

⑧新築後の物件に勤務予定の人数

⑨振込名義人(法人名義でも可能です)

⑩その他聞きたいことなど

相談の内容について

①事業用物件新築のための土地探しのご相談

土地面積50坪程度まで ・・・土地1筆あたり33,000

土地面積100坪程度まで・・・土地1筆あたり44,000

土地面積200坪程度まで・・・土地1筆あたり55,000

土地面積200坪以上  ・・・原則現地確認必須、88,000円+出張費~

※出張費は名古屋からの往復旅費と宿泊費相当額です。(愛知県内無料)

 土地選びは周辺環境の影響のみでなく、土地によってはさまざまな風水の善し悪しをおおむね確定してしまう程に影響力が大きいものです。そのため、風水を使用して家を建てる場合にはこの土地探しから相談を行っていただくことが本来好ましいです。初回相談においては、風水を利用して購入候補土地を探す場合にどのような探し方をすることが好ましいかを先にお伝えするものです。(さきに書いた五鬼運財や七星打劫も同様です)

 なお、土地に関しては誰が見てもわかるような大きな道路からのT字路突き当りだとか、そうした明らかに悪いとひと目みて看破できるものの選択肢があった場合には無料相談の中で省きます。土地の検討に料金を頂くケースは、原則としてわたしの目で見て「玄空飛星や水法などの各種技法の中で検討する価値がある」と私が判断するケースです。(土地などに関する形殺の一部は下記記事などでも紹介させて頂いていますのでご参考にしてください)

 もともと新築予定地の土地をお持ちのケースなど、すでに新築候補土地が確定している場合には省略可能です。(その場合は、決まった土地の中で最善を尽くします・・・が、あまりにも風水が悪い土地で建物の建築等で対応が不可能と判断する場合には土地を変えることをお薦めさせていただくこともありますが・・・

 この土地の確認には、基本的には航空写真やストリートビューなどを使用して判断を行いますが、地籍測量図や公図、あるいは登記簿謄本(全部事項証明)などの図面もあればありがたいです。

 ただし、こうした法務局や市役所が所管する正式な図面においても、真北の方位が必ず確実かといわれると、実はそうではないケースは私自身も見ています。(3-5度程度のズレがあったケースなど)そのため、こうしたものも含めて方位測量に疑問が生じるケースではそうしたことは確実に方位を確定しておくことがなにより重要となるということです。

 3ー5度の違いがあれば風水は容易に全く異なったものとなりますので、いくら処置と検討を重ねても方位の違いですべてが台無しになっていまいますので・・・。

 また、先に書いたように土地の造成直後などで航空写真などで土地の確認ができない場合は、地積測量図や公図がないと判断ができず、またそれら図面があっても現地確認を行わないと判断がつかないケースも、あるいはそれらがあって現地調査を行っても判断できないケースも中にはあると思います・・・。結局はケースバイケースというのが実情です。そのためこうした問題も含めて無料相談の中で確認をいただくことが好ましいと思います。

地積測量図の例です。画像引用元:SUUMO「地積測量図とは? 公図との違いは? 法務局のオンライン取得が便利! 地積測量図がない場合の対処法も」
公図の例です。画像引用元:地図サンプル”. 盛岡地方法務局. 2020-02-13. (参照2024-03-15)

 扱う技法は現場の状況に応じて判断しますが、巒頭派風水、龍門八局水法、玄空六法、玄空飛星派風水あたりを主として土地選びの判断基準とさせて頂いています。(結局のところ土地次第です)

 この土地えらびの重要性はなかなかイメージがつきづらいかもですが・・・たとえば、住宅新築の際に出した例ですが、次のような住宅地で、仮にA~Eの全ての住宅が2025年1月に完成していて、間取りがすべて同じで玄関が北向き(画像の上向き)だとします。

 この場合に、玄空飛星のロジックの中ではA~Eまでの住宅の気の流れ(玄空飛星ではかる理気)はすべて同じで、周辺環境の違いとして「AとBとEの周辺環境が悪くてCとDの周辺環境は良い」というところまでは少し風水を勉強されている方ならわかりやすいでしょう。(A=物件左と背後の守り無し、B=路冲屋、E=物件右側の守り無し。CとDは四神相応です)

 ですが実際には・・・「T字路、十字路の神話論とクロスロード伝説」という記事にほんの少しだけ書いたように、「三叉路や交差点そのものと物件の位置関係は風水に大きな影響を及ぼすもの」で、このCとDのような配置の住宅、あるいは土地があった場合に、Cはとても吉祥の風水でDは大凶、あるいはその逆となるということは往々にあり得ますし、図のような土地ならばほとんどの場合にCとDの吉凶は異なります。

(ちなみに記事内の風水に関する記載は「交差点は風水に大きな影響を及ぼすものだ」程度の長文なので風水の知識として読むのはしんどいかもです。大半は「交差点を神や悪魔のいる場所だとする文化は世界中に見られる」というようなお話です笑)

 これはもちろん交差点だけの話ではなく、土地の近くに山、川、海、池といったものがあった場合に、それらに応じて吉と凶の風水が存在し、かつそうした自然環境がある環境の場合はなおのことその影響は大きい(場合によっては玄空飛星以上です)ものだとされています。そうしたものを考慮するために土地選びから行うことが好ましいということです。

 つまり、目に見える周辺環境と玄空飛星が風水の全てではないもので、こうした違いは土地を決める段階でほぼ決まってしまうことが少なくなく、その異なりは事業用物件においても財運にも強く影響をもたらすとされるものです。

 ちなみに玄空飛星を独学されている方に多い勘違いですが、たとえば子向と癸向といった玄空飛星派風水において同じチャートを持つ方位区分の物件であっても、その他もろもろの要素があるため実際には子向と癸向の物件の風水もまた異なるもののため24方位区分はすべて異なった風水を持つというのが実態です。

 また、たとえば事件事故のあったようないわくつきの土地に関しては、自分ならばまず検討の候補に入れません。こうしたものは風水の理論から説明がつく土地もあれば中にはつかないものもあるだろうとは思いますが、そうした土地に関してわたしは理論どうこうの前にまず避けますのでご参考までに。(そのため、こうしたことが事前にわかっている安く購入できる土地については「風水理論以外の土地の悪い因縁から来る悪影響」をわたしが否定できるものでないため、おすすめできるものではありません。万一こうした土地を鑑定の候補に入れる場合には必ずその内容も教えてください。

 そして最後になりますが・・・、私の持つ視点は風水の善し悪しに関するものでわたしはマーケティングなどの専門ではなく、実際に事業用施設の建築に当たっては土地の立地条件というものが経営戦略上とても強い力を持つこともまた言うまでもありません。

 たとえば、居酒屋を経営するにあたっては駅前の人通りの多い場所であることがとても強いアドバンテージを持つものでしょうし、商売の性質が観光客向けのものであれば当然観光地近くの土地に有意性があるでしょう、また近隣に同業他社がいるのかいないのか、地域の客層がどういった需要を持つものなのかといったものもご商売をするための土地を選ぶうえで大きな判断材料となることは言うまでもなく、そうしたマーケティング上の土地選びの論理は風水の論理と合致するとは限りません。

 (極端な例を言えば、「人口が少なく観光客も見込めない離島に財運の好ましい店舗を出店することと渋谷の一等地の財運が好ましくない店舗を構えること」で売り上げの見込みは当然異なるものですし、「高齢者の方向けの店舗を原宿の風水の良い立地に開店して集客がどれだけ見込めるか」というような例だってあるでしょう)

 そのため、わたしが判断できるものは風水理論における土地の善し悪しであることから、実際問題としては相談者様実施の事業におけるその土地の商業的価値と風水の善し悪しを総合的に判断して土地を選択頂くことが好ましいというのが私の考えです。

事業用物件建築計画の間取り、外構等相談(上限2か月)

基本料・延べ床面積20坪程度まで・・・341,000円+出張費

基本料・延べ床面積35坪程度まで・・・418,000円+出張費

基本料・延べ床面積50坪程度まで・・・506,000円+出張費

※出張費は名古屋からの往復交通費と宿泊費相当額です。

※50坪以上の物件の目安はおおむね坪数×8,800円+66,000円+出張費ですので詳細はお問い合わせください。

 土地を決定した後に、その土地においてどのような建物を建てることが好ましいか、またその中でどのように間取りを造っていくべきか、「相談者様側の希望と風水の内容を加味した外構と間取り図希望案」を作成するための相談です。(ここでの間取り検討は「物件全体のうちどの位置にどの用途の部屋を配置、どの位置にどのような設備などを設置」といったものを決める程度のものがメインとなります。ただし期間中に設計図面が出来上がるケースではそれらも踏まえて確認は行います

 ここでは、いちどの現地確認を原則必須とさせて頂いており、外構と物件の内部配置を並行して検討を進めます。土地探しの時点で「その土地における物件の配置、物件の向き」などあらかたが決まっていればその先に駐車場をどのようにデザインして動線をどのように設ける、エントランスや物件における社長室や事務職員席、商談スペース、あるいはキッチンや客席などといったもろもろの要素を考えていくものです。

 ここで室内の各要素の検討に際して主軸とする風水技法は玄空飛星派風水ですが、状況に応じていくつかの技法を併用させて頂きます。事業用物件においてはその事業の内容によって必要な設備や什器の配置などが変わるものであることから、詳細な内容は相談の中でご確認ください。

 また、先に書いたように、いちばん好ましい状況は「新築予算の中である程度建築可能な坪数、どのような部屋を作るのか」までを不動産営業などの方と(かんたんなものなどでよいので)を作っていただいた後に相談いただくことです。

 ただし実際に手間をかけて設計士の方に正式な図面を書いていただくことは、明らかな二度手間となってしまうためそのあたりの調整は必要です・・・ので、相談を検討される方は「風水を利用して間取りは決めようと考えているため、間取りが大きく変わってしまうがある程度の目安がほしい」というような形で調整いただくことが良いのではないかと。

 設計事務所などとの図面がなくても希望の間取りに関する相談はもちろん可能ですが、実際に設計事務所と相談したら全く予算上不可能だった・・・という可能性は往々にしてあり得る話ですのでそれを避けることが目的です。あるいはでわたしのみと相談して決めた間取り図案について、その後に実際の予算、建築基準法などを加味して建築事務所と相談した間取りが異なってしまう場合、追加の相談で確認をさせて頂けるならばそうした齟齬は防げると考えています。

 図面をみながらのズーム相談はおおむね2か月程度までの期間で3~4回程度をめどとしています。かんたんな質問程度は別途LINEでもお伺いしています。

 この期間は私との相談後、ご家族や設計事務所との相談の中で風水の良い間取りがご家族様の希望に沿ったものとなっているか、あるいは実際に実現可能か再度検討しなおしてそれが可能かという「風水の良い計画と商業的な物件の判断、予算面や建築面からその計画が実現可能かどうか」をなるだけすりあわせするための方法だと考えて頂けたら幸いです。

 先に書いているように、「風水の良い物件をつくること」は「風水の理論に沿って建築を行うこと」と同義です。とはいえ、せっかくの新築で希望がすべてかなえられないというのはさみしい話ではあるため、できるだけこの期間の間に事業関係者様、あるいは設計者様らと話をして頂いて、可能な限りで風水と相談者様側の希望をすりあわせ頂けるようにとこの調整時間を設けさせて頂いています。

 また、この相談の中(あるいは次のメニューの追加相談の中)で設計事務所が作成した土地、道路境界と物件の位置、方位が確定した配置図があれば、そこから駐車場の配置や配管、浄化槽の設置位置等についても判断はさせて頂きます。(ただし、各自治体の扱いによって配管、浄化槽などの設置個所に制限がある場合もありますが・・・)

住宅のもので恐縮ですが配置図の例です。画像引用元:楽王「配置図とは?見方や書き方を解説」

 上記の条件の中で希望の建築計画が固まった後、風水の理論上で物件の建材や内装、また設置什器や電化製品、水道配管や浄化槽、門の設置位置、外構などについてのアドバイスをPDF資料にまとめたものを作成し、ZOOMで説明のうえお渡しさせていただきます。

 内装などについては、基本的には化殺理論などを踏まえてご説明しますが、要は「完成した住宅に化殺のためのアイテムなどを設置」するよりも、建築当初から悪い方位には化殺となるような建材、家具などの配置を選び、大型家電や什器等の設置などについても先に風水に沿って検討しておく方が圧倒的に有利です。

 この2か月程度、3~4回の制限内で設計事務所作成の図面などがある場合にはそれも含めて修正点などを相談の中でお伝えさせて頂くもので、規定相談回数や規定相談期間を超えた相談については原則③で承ります。

※設計事務所との打ち合わせ等にわたしは参加しないことにご注意ください。

③追加の風水調整相談

延べ床面積35坪程度まで・・・1図面ごと33,000円

延べ床面積50坪程度まで・・・1図面ごと55,000円

※50坪以上はケースごとにご確認ください。

 実際に設計事務所などに住宅のプランを持っていき、設計士作成の参考図面が完成した後にその図面について風水の観点から内容の確認と修正に関する相談を行うものです。

 この段階で北方向(真北あるいは磁北)の入った配置図があれば土地と物件の方位の確認を行い、駐車場計画を含めて外構や間取り図についても方位と使用用途の最終確認を行い、建物外観図があれば建物形状などについても確認をさせて頂きます。

 その確認の中で改善点が見つかった場合には修正内容を具体的にお伝えさせて頂き、修正点を図で示した資料を作成してお渡しします。

設計内容が変化するなどの場合で幾度も確認が発生する場合には、相談一回ごとの料金であること、設計事務所との打ち合わせ等にわたしは参加しないことにご注意ください。

※いうまでもないかもですが、必ずしもすべての図面をわたしにチェックさせて頂く必要はありません。基本的には先のメニューでおおむね風水について練った計画をさらに設計事務所様と関係者様で調整して頂き、設計事務所様がつくった初めの図面と、その後納得のいくものができあがった時点での図面などをわたしに相談いただけたら良いのではないかと考えています。

④現地確認

・・・66,000円+出張費(出張費は名古屋からの往復交通費と、遠方の場合の宿泊費の実費相当額です)

 現地訪問を行い環境の確認、方位の測定などを行うことで、物件の間取り作成、あるいは外構をどのように建築するかについて確認します。

 外構においては風水上いくつかの観点があり、基本的な環境としての外構設置案は現地確認無しでもお伝えはさせて頂きますが、現地確認を行って現場の状況を直接確認させて頂くことで、たとえば些子水法のような技法を加味できるケースがあります。

 この技法は外構の一部を考えるうえでとても重要なものであるため、事業用物件の相談の際には原則として最低一度の現地確認を上記の相談内容に含めています。

 そのためこの現地鑑定単独のメニューは二回目以降の現地確認などの必要があった際の料金です。

※現地確認は本来①土地選びの時点で考慮できることが最も好ましいものではあるため、現地確認のタイミングなどはご相談ください。

④新築工事にかかる吉日選び

 ・・・22,000円

 物件新築の工事に係る大切な日取りを中国伝統風水における日選び「擇日(たくじつ)」により判断します。

 たとえば地鎮祭や着工、移転や事業所のオープン日など、そのほか大事な節目の日に吉日を選ぶということで、この候補日については天気の都合もあるため、複数の候補日を算出してお伝えします。

 基本的には叢神法と呼ばれる擇日を用いて吉日などの判断はさせて頂きますが、一部ケースにより他の占術を組み合わせることもあります。

 中には建築予定の状況によっては「今年とても悪い」とされるようなことがありますので・・・。そうしたケースは日選びを入念に行う日選びで工事の時期をずらす、あるいはもっと悪いケースでは工事の時期そのものをずらすことをお勧めさせて頂くケースは出てこようかと思います。相談頂いたケースでそうした日選びに注意が必要だと判断したケースに該当する場合にはなるだけ早い段階でお伝えさせて頂きます。(時期をずらす必要を検討する程に悪い場合ならなるだけ本相談に入る前の段階でお伝えできたらと考えています。)

 中国占術の日選び、「擇日」についてもう少し知りたい方は下記の記事をご覧ください。通書については「月破大耗」の記事で紹介させて頂いているとおり日本語版の「鐘福堂通書」がアマゾン等で購入可能ですよ。

よくある質問について

 ここに記載のない質問についてはメール、あるいは事前相談の際に実際の状況も踏まえてご確認ください。

①風水の良い店舗を建てたら必ず業績は上がりますか?

 ・・・たしかに風水というものをいちばん活用できるのは風水を利用して事業所を建築することです。ただ申し訳ありませんがそれでもたとえば「どのような地域のどのような職種でどのような人たちが行う事業であれ必ず成功する」といった保証はできません・・・。

 ただそれでも、風水を利用して事業の成功を納めた方の例は数多いことはいうまでもなく、その風水の運気の後押しを最も強く狙えるものがこの事業所、店舗の新築となります。

 また、まったく同じ話として「風水計画がいくら良くても」その施工業者が手抜き工事やあまりにもずさんな工事を行っていた場合に建築上の不都合が生じるケースはあり得ます。施工業者さんなどは慎重に選定ください。

②風水のことを勉強したことがなく、風水に全く詳しくありませんが申し込みは可能ですか?

 ・・・もちろん可能です。そうした方に風水を取り入れていただくためにわれわれのような専門家がいるのだと考えています。

 この相談メニューの中でもっとも困難に思われる部分についてはおそらく「設計士への説明」だと思いますが、その点については説明ができるような物件ごとの資料と、それにあわせて私が別途作成している資料をお渡ししますので、それらを設計事務所の方に見せながら相談して頂けたら意思疎通は可能だと考えています。

 また、それでも設計事務所にわたしの風水上の意図が伝わりづらかった場合、あるいはその後の計画の変更等で図面に変更が生じた場合などについては、私との相談後、設計事務所様が作成した図面を私に確認させて頂く(場合によっては追加相談となりますが)ことで認識誤りなどは防ぐことができると考えており、記事執筆現在も同じ形で相談者様との対応はさせて頂いております。

 ただし、風水のことをある程度分かっていただいていた方が考えやすいことは言うまでもありません。たとえばご自身やご家族で間取りのことを風水もふまえてじっくり考えたいという方については次の③でお勧めする本を見ながらだと考えをまとめやすいと思います。

③風水と土地選びなどを考えるためにお薦めの本はありますか?

・・・「住んではいけない土地20選」の記事でも紹介させて頂いていますが、山道帰一先生の「風水住宅図鑑」一択です。けして回し者ではありませんが笑

 たとえば凶となる土地や好ましい土地がどんなものか、どのような形状が好ましくてどのような状況が好ましくないかといったとても具体的で誰がみてもわかりやすい例を多数挙げて頂いています。(住宅用の記述も多いため、ここで参考となるのは土地のことでしょう)

 少なくとも日本語の市販本で「周辺環境や建物構造などの目に見える環境の風水」についてこれ以上詳しくて信頼のおける本はないとわたしは考えています。

 あとはもちろん玄空飛星を含めたもろもろの技法などについても詳しければそれに越したことはないですが・・・上にあげた風水住宅図鑑の知識以上は「あれば好ましいです」という感じになるのかと。

財運アップなどの技法は相談に含まれますか?

 ・・・間取り相談の中でさまざまな技法を含めて新築の中で活用できる可能性のある技法や活用方法についてもお伝えします。

④「40年間風水が良い物件」を作りたいが可能ですか?

 ・・・たとえば玄空飛星の論理を見て頂くとわかるように、基本的に風水は「その時期の最善」を目指すものであるため、「ずっと風水が良い家」というものは基本的に存在せず、ましてや事業用物件については可能な限り「20年間最高の運気を誇る物件」が好ましいだろうというのがわたしのスタンスです。

 とはいえ・・・実際問題として「長く良い物件を」と考えられるのはごくごく当然のことだとも思っていますので、相談の中でどのようなものが良いのかはご一緒に検討をさせて頂けたらと考えています。

⑤現在の店舗、事業所から新築物件への移転方位などは重視しますか?

 ・・・たとえば一部の占術においては現住所から新住所への引っ越し方位をとても重要視しますが、原則としてわたしは引っ越しの方位についてはそこまで重視をしておりません。

 実際には中国占術においても引っ越しの吉方位に関する研究というものは複数存在し、適用できるものは吉を取りに行く方が好ましいものではありますが基本的にはそうした方位よりも「その物件そのものの風水が良いかどうか」のほうが圧倒的に力が強いとわたしは考えています。

⑦代表者が天中殺や大殺界などの時期は新築を避けた方が良いですか?

 ・・・雑記記事で天中殺/大殺界に関するわたしの考えはまとめさせて頂いていますが、結論として気にする必要は全くないとわたしは考えています。ただし、そうしたものとは別に中国占術において新築を忌むとする一部の時期については存在するもので、そうしたケースでは少し注意をお願いすることもあります。

申し込みフォーム

 申し込みは以下からよろしくお願いします。 

 迷惑メールフォルダにメールが入る可能性がある(2通目、3通目というようなやりとりの途中段階でも迷惑メールフォルダに入ることがあるようです)ため迷惑メールフォルダをご確認いただきたいこと、またメール送信後一週間経過しても私からの返信が無い場合などには再度メール送信頂くかツイッター等で連絡いただけると幸いです。

    おわりに

     新築を行う際に検討する風水のことというのは、言ってしまえばわたしが技法のすべてを検討するもので、考える内容も検討すべきことも、注意すべきことも多いです。

     なんなら「風水は物件を建てるためにある」といっても良いのかもしれません。実際、建築後に鑑定を行って改善ができうる要素と比較して新築の場合はその十倍以上は良い風水の住宅を狙って建築することが可能であるため、風水効果というものが最も高く見込めるのは間違いなく新築です。

     もちろんわたしだけがほんとうの風水の使い手だ!なんていうことも、わたしが最も風水に詳しく、最も好ましい新築相談を行えるなどということはありえるわけがなく、わたしよりも風水に詳しい方はたくさんいますし、わたしの考え方はあくまで参考にして頂く程度でよいと思いますし、わたしだけが信頼できる風水師だなどと言うつもりは毛頭ありませんが、どうか専門家を選ぶ際は信頼のおける方を選んでいただきますようにと願います。

     それではここまで読んでいただきありがとうございました。せっかく風水というものに興味を持っていただけたのですから、どうかその興味や知識を活かして最高の運気を持った物件で最高のスタートを切っていただけますように。

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