風水が教える借りては/住んではいけない間取り・部屋10選

 賃貸物件選び。多くの人にとっては人生の一大イベントではないでしょうか。

 風水は建物の周辺環境や建物の色や形、また内部構造などといった「目に見えるもの(=巒頭(らんとう)」と、目に見えない気の流れ「理気(りき)」の双方を重視するものです。

 ここでは目に見える状況の中で、マンションやアパートの部屋や間取りで目に見える悪い環境とされているものを集めてみました。

 なお、この記事のお題はマンション・アパートとしましたが、それらだけでなく自宅一軒家の風水を考える上でも考え方は同じですので参考にしてみてください。

 また、この記事は主に建物内部の構造などに関することを書いた記事ですが、順序としては建物全体に対する外部周辺環境の方が大きな影響を持つものです。

風水が教える住んではいけない/借りてはいけない間取り・部屋10選

①三角形の部屋など、いびつな形の部屋、②自室玄関またはベランダ直前から目に入る鋭利な三角形、③光の入らない部屋、④自室直下が駐車場、⑤自室直下が飲食店、⑥1階が階段のみの物件(テラスハウス等)、⑦間取り中央にキッチン、トイレ、お風呂、階段のある物件、⑧玄関を開けて正面にエレベーターや階段のある部屋、⑨自室玄関前が長い廊下、⑩タワーマンションなどの高層階(目安は10階?)

 またこの他に、「選んではいけない物件10選」という記事に外部環境としての代表的な悪い例はまとめておきました。基本的な考え方としては規模の大きな環境が強い力を持つと考えられるものですからこれらの情報も加味して物件選びに役立てて頂けたら嬉しく思います。

 まずは自分が希望する物件がそれらに該当していないかどうかを確認したうえでこの記事を読んでいただけたらよいのかなあなんて思いますよ。

風水が教える住んではいけない/買ってはいけない土地20選

①T字路等の道路突き当りの土地、②カーブ外側の土地、③高速道路沿いの土地、④線路沿いの土地、⑤袋小路の土地、⑥三角形などの変形土地、⑦道路面と高低差のある土地、⑧崖に面した土地、⑨マンション等の巨大な建築物が直近にある土地、⑩二つのビルなどの隙間風の吹き付ける土地、⑪墓地&病院近くの土地、⑫変電施設、電波塔近くの土地、⑬ガソリンスタンド近くの土地、⑭直近にガラス張りの商業施設、自宅方向に傾斜したメガソーラーなどがある土地、⑮倒壊しかかった空き家、廃工場などが近くにある土地、⑯海沿いの土地、⑰背後もしくは左右に川が流れている土地、⑱埋立地などの軟弱地盤、⑲丑、辰、未、戌方位向きの土地、⑳近隣の山を切り崩したばかりの土地

風水が教える住んではいけない/選んではいけない家・マンション10選

①周囲と比べて1軒だけ高層の物件、②周囲と比べて1軒だけ低層の物件、③四方が吹きっさらしの物件、④三角形の物件、⑤のこぎり型、L字、極端な長方形などの不規則な形の物件、⑥細長い物件が三棟以上連なった物件、⑦近隣建物の角が向かってくる物件、⑧玄関正面の枯れた樹木、⑨大型商業施設、神社などと入り口が対面になる物件、⑩玄関を開けた先が下り斜面や下り階段の物件+事故物件

 なお、実際にわたし自身が賃貸物件選びをするときも含めて、こうした悪いものをすべて避けることは実際問題としてほぼ不可能に近いと考えています。少なくとも都会に住む以上すべての悪いものを避けて生活することはほんとうに難しい。

 ですが、こうしたものがあると知ったうえで致命的に悪いものを避け、どれだけでも悪いものが少ない住居を選ぶこと。

 それが現代の日本で風水を活用して生活していくための知恵なのだろうとわたしは考えていますよ。

なお、こうした凶に対して高級なお札や特別なお水などといった高価なアイテムを販売することで利益を得ている業者が一部存在しますが、、、高いお金を払えば凶を避けることができるなんてことはありませんし、対処できるものについては不必要に高いお金を払う必要なんてありませんので注意してください。

 少なくとも気を込めたお札、浄化された特別なお水、あるいは特別な枕、、、そうしたものは伝統的な風水の理論には存在しません!

 また、記事の最後にもリンクをはっておきますがマンションと風水、それに引っ越しに関してはよかったら以下の記事も参考にしてみてください。

目次

三角形の部屋など、いびつな形の部屋

 画像引用:ブックバン「木嶋佳苗、座間9人殺害事件の犯人が住んでいた間取りの不思議な共通点 事故物件芸人とイヤミス作家が語る、ヤバい部屋」

 風水において住居内部は気の流れがよい安定した四角形として作られるべきもので、三角形などのいびつな形の部屋においては気の流れが阻害されると考えられています。

 そしてこのサイトにおいて幾度か説明していますが、三角形は「火」の五行を象徴するもので精神的な不安定、混乱や心臓や目の病などを引き起こす引き金になるとされています。

 こうした物件に居住していたためなのか、あるいはこうした物件に引き寄せられたのかはわかりませんが連続殺人犯の自室などをニュース等で見ているとこうしたいびつな形の部屋に住んでいることもまま見受けられます。

 たとえば上にあげた左側の画像は座間9人連続殺人(SNSで自殺願望のある女性を呼び出して9人の女性を次々と強姦、殺人した事件。2017年)の犯人が住んでいたとされる自室間取り、

 右側の画像は婚活サイトで知り合った男性を次々と殺害(4名は確定、その他2名不審死。その他詐欺被害者は多数)した木嶋佳苗死刑囚が住んでいたとされる部屋の間取り図です。

 もちろんこうした物件に住む人すべてがこのような犯罪を犯すことはないですが、こうした悪い物件に引き寄せられる犯罪傾向のある人間がいないとも限りません。

 また、三角形の土地そのものや三角形の建物についても同じように大凶とされるものですのでこうした間取りを選ぶ際には注意してくださいね。

自室玄関またはベランダ直前から目に入る鋭利な三角形

 自室の玄関やベランダの眼前に鋭利な三角形が見える状況のことです。たとえば近隣のビルであったり、隣家の尖った屋根であったり、鉄塔であったり。

 そうした状況のことを「冲天煞(ちゅうてんさつ)」と呼んで風水は嫌います。

 自宅ベランダから見える塔が「距離を適度に保って遠方に」存在することについては「文昌塔(ぶんしょうとう)」と呼んで住人の学問に対して素晴らしい効果を発揮する吉祥の風水とされていますが、こうした三角形のオブジェが視界に入る部屋については少し注意が必要です。

 火の気が強いことから精神的な悪影響がありストレスであったり、神経質傾向になることもあるかもしれません。

 また、「選んではいけない物件10選」の記事に挙げていますが、近隣建物の角が自物件に向かってくるものを「壁刀殺(へきとうさつ)」と呼びますが、その壁刀殺が自室の方向に向かってくる部屋はその中でも特に火の悪い影響を受ける部屋となるものです。

 この壁刀殺のもっとも有名な例は「香港風水戦争」と呼ばれる例で、香港中心部に建てられた中国政府の銀行ビルが鋭利な角を持つもので、その角が向かった先の香港総督(イギリス統治下の香港のトップです)が相次いで心臓発作などに見舞われ周辺物件の株価も大幅に下がったというお話で、このサイトでも「悪意の風水」という記事にお話をまとめておきました。

光の入らない部屋

 当たり前すぎる話ですが光の入らない部屋は風水においても良くありません。

 風水において直近を樹木で囲われた家や、つるで囲われた家、また高い建物に四方を囲われた家などはすべて悪いものだとされていますが、それらに共通するものは「太陽光を阻害された家」だということです。当然建物だけでなく、光が入らない部屋が良い環境であるわけはありません。

 そうした家に住むことは神経を弱らせ、うつ病などを引き起こす原因ともなりかねません。賃貸物件を探す際にも自室の窓などを大きな建物や大きな樹木が覆っているものはよくないということですよ。

 太陽光を阻害された住宅が住人に与える影響については「うつ病になる間取りを変な家から考える」の記事で深堀りしていますのでよければご覧ください。

自室直下が駐車場

 自室が2階にあり、自室の直下である1階部分が駐車場、車庫になっている物件のことを指します。

 そうした物件のことを風水では「地窖殺(ちこうさつ)」と呼んで嫌い、そこで就寝する者が不安定になる、落ち着きがなくなり家に居つかなくなるなどといった象意が発生しやすいとされています。

 ただし、この地窖殺(ちこうさつ)については階下からの冷気が居住階に上がってくるために底冷えして悪いとされるのがその大元だと考えられているため、断熱がしっかりしている建築物においてはそこまで大きな凶とはならないかとも思います。

 ただし実際にはどのような断熱材が入っているのかを事前に知ることは難しいのが現状ではないかと。鉄筋コンクリート造の建物であっても2階床面に敷いた布団に朝結露が生じるなどという事例も中にはあるようです。

 この例については1階に駐車場部分があった場合、3階以上であればこの悪いものに該当はしません。また、自室が2階と3階にまたがっている場合には3階で就寝するようにできれば気にするものでもないと思われますよ。

 ただし、こうした建築物においては地震などによって独立した柱に強い圧力がかかることによって柱が破壊される「座屈」という現象が起こる可能性があるともされています。そのためこうした構造のマンションは強度が不安視されることもありますよ。

自室直下が飲食店

 自室の直下に飲食店。正確には風水において、寝室の直下にガスコンロなどの火を使う設備があることを忌むものです。

 火の象意が階上で眠る人の意識に働きかけてしまい、ストレスがたまりやすく、気性が激しくなるとされています。

 実際風水を考えなくても階下に例えば居酒屋があった場合には夜間の酔っぱらいの声にストレスを感じることもあるでしょうし、焼き肉屋さんやラーメン店などが階下の場合には階上まで上がってくる匂いは相当なものがあるかと思います。

 洗濯物を干す際やダイエットの際など、日常の中でストレスを感じることも多々出てくる可能性は大いにありますよね。

 また場合によってはゴキブリが出やすくなるとも言われます。どれだけ上の階層なら大丈夫かという話はおそらく物件によるのでしょうが、飲食店上階のゴキブリ問題は少しネット検索をかけたら多数の例が出てこようかと思いますので参考にしてみてください。

 この飲食店についても、1階に飲食店があった場合に3階以上であれば風水においては問題はないと考えます。とはいえ3階で騒音や匂い、虫の問題がクリアになるかはなんとも言えないところですが・・・。

1階が階段のみの物件(テラスハウス等)

 昨今テラスハウスがとても多くなり、1階部分が階段のみで居住空間が2階にある物件は増えました。

 ですが風水において「玄関の目の前に階段」という間取りは「大門對梯(だいもんたいてい)」と呼ばれ、財運にとって良いものとはされません。

 外からの気がうまく居住スペースである2階に上ることができないというのがその理由であるとされています。

 そのためたとえば自営業などを行っている方などが風水を考えて物件を選ぶ方はこうした物件は避けた方が良いのではないかと思いますよ。財運の善し悪しは自身の成果で収入が変動する方にこそ効果が強く出るものですから。

 また、この1階が階段のみという間取りは目に見えない気の流れ(理気)を考えたときにも同じく良くないです。

 なお、3階に居住スペースがあり、玄関部である2階部分が玄関スペースのみである場合も同じく悪いとされますので、要は入った階が玄関のみの狭小スペースであることが問題だということです。

間取り中心にトイレ、お風呂、ガスコンロ、階段

 風水において間取りや物件の中心は「太極(たいきょく)」と呼ばれ、清潔で安静にすべき場所となります。

 そのためこの太極に不浄のトイレやお風呂などが配置された間取りは好ましいものとは言えず、住人に深刻な健康被害をもたらしかねないものだとされる大凶の風水とも呼べるものです。

 そのため風水を利用して部屋探しをする方はこうした物件には注意をしてくださいね。

 またこの太極においては階段などの動的な空間が来ていることも好ましいものではなく、階段やキッチン、特にガスコンロが太極にあることも好ましくありません。あくまで太極は安静にすべき場所というのが風水における大原則です。

 ちなみに・・・トイレ、お風呂というと「北東鬼門」にそれらの設備があることを避けるべきではないのかと考える方が見えるかもしれませんが、中国風水において北東方位を特別視して避けるということはありません。

 中国風水において吉方位、凶の方位というものはあくまでもその物件ごとに異なると考えます。

 鬼門の問題についてはその起源とともに日本の家相学、中国風水、インド風水などを踏まえて考察した記事を書きました。かなり長文の記事ですが気になる方は読んでいただけたら嬉しく思います。鬼門記事のわたしの結論としては「気になる方は北東トイレだけは避けても良いかも・・・」という感じの煮え切らないものですが笑

玄関を開けて正面にエレベーターや階段のある部屋

 風水において玄関ドアは「自分が管理する空間への入り口」を意味する大切なものです。

 マンションなどの部屋を選ぶ場合には、玄関ドアの対面にエレベーターがあるもののことを風水では「开口殺(かいこうさつ)」と呼びます。

 玄関ドアの対面に別の部屋の入り口が向かい合う形状のことなども「物件10選」の記事にも挙げたように「鬥門殺(とうもんさつ)」などと呼んで嫌うものですが、このエレベーターにおいては自室玄関よりも規模の大きく使用人数も多い入口が対面しているものと考えるもので、通常の対面ドアよりもその影響は大きいものと考えられます。

 自物件の玄関正面が下り階段、下り斜面となっているものもまた「牽牛殺(けんぎゅうさつ)」として家運の衰退、破財などを意味するものであることも「物件10選」の記事に挙げました。

 自室玄関対面が下り階段になっているものもまたこれらと近い状況を引き起こすものとされるために避けるべきです。

 実際の生活を考えてみても玄関対面にエレベータや階段があることは日常生活の中で「玄関を開けた瞬間に別の住人と鉢合わせ」して驚くタイミングがあることは想定されますしあまり気持ちの良いものではありませんよね。

自室玄関前が長い廊下

 長い廊下の突き当りが自室玄関になっている場合、建物の周辺環境でいうところのT字路などの突き当り、「路沖屋(ろちゅうや)、木箭(もくせん)」と似た状況が発生します。

 つまり建物の外であれ内であれ、こうした通路が長く伸びた先に自身の居住スペースがあるのは好ましくないということです。

 長い通路の中で視線が突き刺さる先に自室があることにより精神的に消耗する可能性があるということですよ。

 なお、この写真でも一部見られる玄関と玄関が向かい合う状況、こうした構造のことも風水では「対沖(たいちゅう)」と呼んで対立を意味するものとして嫌います。

 実際問題としてこの構造では向かい合う隣人に部屋の中を見られることを心配する必要が出てきたり、ドアを開けた瞬間に隣人が目の前にいて気まずい思いをすることも増えるというわけです。

 もちろんこの対沖は建物内部のドア同士だけでなく、建物の玄関と別の建物の玄関や、また隣接する建物同士のベランダが向かい合う構造などにも同じように考えます。

 どれも気分の良いものではないんですよね。

タワーマンションなどの高層階(目安は10階?)

 「タワマン住み」。現代の日本でこれほどステータスを表すのにパンチの効いた言葉もなかなかありませんが、、、風水においてはこれも凶とされます。

 風水とはつまるところ「大地からのエネルギー」をどのように活かすのかの学問になるわけですが、その大地から遠ざかればそれだけエネルギーは弱まるということで。

 「選んではいけない物件10選」の記事でも少し出しましたが高層階のマンションは周囲に並ぶ建物がないことも多く、他の近隣建物をすべて見下ろす構図(風水用語でいう「孤峰煞(こほうさつ)」)になることが多いです。

 それに建物そのものを考えたときにも「地に足がついておらず、他者を見下してしまう中で孤独になりやすい」建物になってしまう。

 タワマン住みの方すべてがそうだとはもちろんいいませんが生活の拠点をそうした物件においている中で住人同士による年収などのマウントの取り合いや、お金は得たが精神的に不調をきたす方などについてはネットでいくらでも例を見つけることができるでしょう。

 では何階以上が具体的にダメなのかというと、専門家によっても意見が激しく分かれるところですので一概には言えませんが「10階」が一つの目安になるのではないかと考えています。

 10階ならばタワーマンションでなくとも十分その辺りにありうる高さです。

 もちろんこれは9階までは問題なくて10階以上はダメとかそういったことでなくて、高層階に行くほどに地の利を得ることは難しくなるものだというふうに認識をしていただけると幸いです。

 ちなみに、、、東海大学医学部の逢坂文夫氏が高層階に居住する妊婦について以下のような論文を発表しています。

  • 一戸建て住宅及び集合住宅の1,2階の妊婦の流産率は6~8%程度
  • 6-9階在住の妊婦の流産率は18.8%
  • 10階以上の高層階在住の妊婦の流産率は38.9%
  • 6階以上&33歳以上で44%が流産

※引用:東海大学医学部地域保健学 逢坂文夫「居住環境の妊婦に及ぼす影響について」(PDFのためリンクは貼りませんが上記の名前で検索をかければ論文の閲覧が可能です)

 こうしたものに対する研究は民間のレベルでは色々と議論がなされているようで、「高層階症候群」という言葉があります。

 高層階の居住者は流産の他にもめまい、高血圧といった身体症状を訴える方が多く、不眠や精神不安などの健康被害を起こしやすいなどといった報告もあるようです。

この件に関して面白いツイートを見つけましたのでよければ参考にしてみてください。ツイートに対するリプや引用の中にも幾人か同じことを知っている方もいる模様です。

 なお、こうした問題に対して「気圧の問題では?」とする声もあるようですが自分自身はその考えには否定的だったりします。海外を見たわせばチベットやボリビア、エクアドルなど、標高3000mを超えるところに集落どころか街が存在する国がありますので。

※ボリビアの首都ラパスの標高は3,640m、エクアドルの首都キトの標高は2,850mです。またチベット最大の都市ラサの標高は3,650mで、銀山で有名なボリビアの都市ポトシの標高は4,067m、さらにチベットでは5,000mを超える土地に集落があったりしますよ。

 標高5,000mというと空気の密度は平地のおよそ半分になるといわれています。

 そうした標高の高い土地でそこまでの問題が起きるのであれば人は低地を求めて移動するはずです。ましてチベット奥地の住宅はほんとうに簡素なものなので移動するのにさしたる苦はないはずですし・・・。

 うーーん理由はわからないですし不思議な話ですけどね。

おわりに

 記事のはじめにも書いたように、都市部の生活においてこれらすべての悪いものを避けることは実際問題として困難であるため、悪い影響が小さい物件を選んで住む、というのが実情となってこようかと思います。

 また、こうした風水で悪いとされているもののほか、事故物件などの部屋が悪いことは言うまでもありません。

 たとえばこれからお子さんを持つ予定の夫婦が居住する物件を考えた場合にはマンション高層階は適してない。これから事業を始めようとする個人事業主が住むのであれば1階が玄関のみの物件は好ましくないといった具合です。

 また、この記事で書いた間取り10選よりも影響が大きいとされるのは建物そのものに対する周辺の環境であり、その代表的なものは「住んではいけない土地20選」「選んではいけない物件10選」の記事にまとめておきました。

 風水というのは単なるおまじないやゲン担ぎなどではなくて、「どのような環境が人間の居住スペースとして好ましいのか」という問題を数千年もの長きにわたって検討してきた学問だと考えています。

 少しでもこれらの記事があなたの物件選びの参考になれば幸いです。

 それではこの記事はここまでになります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 以下にこの記事を読んでいただいたあなたに読んでいただきたい記事のリンクを貼っておきます。

 この記事で書いた10種類の悪いものよりも影響の大きい建物の周辺環境の代表的な悪いものについては「風水が教える選んではいけない物件10選」の記事を、引っ越しを絡めて風水でどのようにマンションをみるべきかについては「フライングスター風水とマンションと引っ越し」の記事を書きました。

 三角形の建物(や間取り)が引き起こしたとされる事案については「悪意の風水」の記事に、太陽光の入らない部屋や監視部屋のような間取りが住人に与える影響については「うつ病になる間取りを変な家から考える」の記事に挙げています。

 また、目に見える環境と目に見えない気の流れの双方を組み合わせた鑑定の例については「玄空飛星派の鑑定例③」の記事に、

 風水における建物周辺環境の観法の基本と、吉祥の周辺環境とされる四神相応については「四神相応と建物周辺環境の超基本」の記事に書いています。それらの記事も読んでいただければ嬉しく思います。

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