≪玄空飛星派/フライングスター風水≫9運の住宅新築のヒント

 風水の良い住宅を建てたい。

 風水を気にする方ならば誰もが思うことだと思います。

 この記事では2024年2月から入った第九運の時代において住宅を新築する際にどのように考えるべきなのかの概論とわたしの考え方を記しておきます。

※ここに書くのはあくまでも私個人の考え方であり、すべての方が同じ見解ではありませんのでご注意くださいね。

 この記事については9運における物件のごく基本的な事柄を紹介するもので、各飛星チャートと間取りの適合例などを記したものではありません。新築においては検討事項がとても多いので、いくつかの記事を書かせて頂くかもしれませんが・・・?

 なお、この記事は玄空飛星派風水(フライングスター風水)の理論をある程度知った方向けの記事ですので、その理論や9運のチャートについては以下の記事をいまいちど確認いただけたらと思います。

目次

まず凶を避ける土地選びが大切

 風水というものを考える際に住宅の周辺環境の建物や山川、住宅の色、住宅の形といった目に見えるものを巒頭(らんとう)、目に見えない気の流れを理気(りき)と呼ぶことはいくつかの記事で記してきました。

 この目に見える巒頭と理気の関係性については、理気を重んじる派においても巒頭の善し悪しは理気と同等以上の影響力を持つものだとされています。

 そのため、たとえどんなに玄空飛星派風水などの良い気の流れを持つ物件を造ったとしても、周辺の巒頭が悪ければその住宅が良い住宅になることはないと中国風水では考えます。

 このサイトでもT字路等の道路突き当りの路冲殺、線路沿いの火車殺、三角地、また断裂された山脈付近の斬龍・・・など、土地としては20個、マンション、家などの10個、建物内部などの間取りとして10個、合計40個程度こうした形殺とされるものをご紹介しています。

 まずはそうしたわかりやすい凶環境を避けること。

 何も考えずに選んだ土地がとても好ましい土地だという方ももちろんいますが、そうした方は「運がよかった」のだと思います。知識として仕入れてそれらを避けることができるならそのほうが確実な話ですから。

 そうした知識を得る方法も諸々ありますが、わかりやすいのは信頼のおける著者の先生方が書いた書籍などの情報を基にするのがもっとも確実だとは思います。(自分のサイトだけが特別だなんて言うつもりはもちろんありませんし、有象無象のサイトでは明らかに間違った情報も数多くあるものですので。。)

 またそれらに該当してしまった場合にはある程度の対応が可能なケースもあればそうした対応策がないケースもしばしば。

 だからこそご自宅を建てるための土地を選ぶ際にはこうした凶となる土地等をさけることはとても大切なことです。

 形殺にもさまざまなものがありますが、中でも大凶の形殺に該当するような物件は化殺で対処ができるものではなく、ましてパワーストーンやお札や八卦鏡、そうした不思議なアイテムで対処ができるものだとは私は考えていません。

 悪い土地を避けることは自分だけでなくてそこで暮らす家族の人生にも影響があることだと風水では考えるものです。だからこそまず「大凶の土地を避ける」という観点を持っていただけたら幸いに思います。

第9運に吉とされる土地≪南に山、北に水≫

 吉地の考え方は風水においてさまざまな考え方があり、ひとつには上にあげた悪い土地を避けることがあります。

 そしてどのような土地が第九運において好ましいのかを考える上で、三元派の水法のひとつに「八宮水法(はちぐうすいほう)」というものがあります。

 これは三元九運の時間軸に沿って周辺環境がどのような影響を持ちうるかにかかる研究です。

 この八宮水法のロジックの中で、第九運、つまり2024年から2043年までの20年間において好ましい土地は「南に山があり、北に海や湖などの水がある」土地だとされています。

 この八宮水法におけるロジックは様々な応用が可能なものですが、ご自身の住みたい地域がこの状況に当てはまっているならばラッキーだと思っていただければ。

 ただしこの件についても様々な考え方があるもので、八宮水法の得意な範囲だとかもっとさまざまな見方、判断方法はあるのですがここではいったん省かせて頂きます。

おわりに

 と、9運の住宅新築を考えるうえで基本的にはわたしは上記のようなことを考えています。

 住宅の新築においては検討事項があまりにも多く、まずここに書いたのはあくまで触りの部分だけですが、風水を考えて家を建てるために、情報はどれだけでも多く持っておいていただいてよいとは考えています。

 住宅を建てることはいうまでもなく人生最大の買い物であることが多いので、風水を使いたい方ならばそこで誤った風水の知識を基に悪い風水の家を建ててしまうことはどうか避けて頂くよう、よい家を建てて頂けますように。

 それではこの記事はここまでです。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 ちなみに、この9運における住宅新築のトピックに関しては今後も記事を追加予定です。

 次回記事は有料とさせて頂くかもしれませんが、わたしならどのように9運のチャートと間取りを適合させるかという記事を書こうと考えています。まだ少し先の記事となるかもしれませんが気になる方はチェックしていただけたら幸いに思います。

 また、私に新築に関する相談などを検討いただける方については「鑑定、相談などのご依頼について」の固定記事に新築相談にかかる概要は記載しておりますので、不明な点はお問い合わせください。

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